昭和57年地場建売会社に入社し、 新築建売住宅販売の営業と分譲用地の仕入れ業務を11年行いました。
当時分譲用地の仕入れのほとんどは、不動産業者からの紹介です。
紹介された分譲用地を購入する場合、 仲介の不動産会社から渡される資料はゼンリン地図と土地謄本、字図がほとんどでした。 物件調査は私が行い、売買契約をする際の売買契約書、 重要事項説明書の作成も私が行なっていました。
ただ売却物件情報の提供のみで仲介料をもらうのが当たり前とされていました。
一般的に「花屋さん」「魚屋さん」「パン屋さん」など「さん」付で呼ばれていますが不動産業者だけは「さん」付ではなく「不動産屋」と呼ばれ、「怖い」「胡散臭い」「騙される」などそんなグレイな業界のイメージでした。
平成8年創業時に社名を考えた際、自分の会社は現状の不動産会社のようにはならない、また なりたくない、と思い、不動産業界のグレイなイメージを払拭したいと思い不動産屋らしくない社名にしました。