こんにちは。イエステーション佐賀店 株式会社ソロンの山下 和貴(やました かずたか)です。
「使っていない土地を売りたいけど、何から始めたらいいのかさっぱり分からない…」 「不動産会社ってどこに頼めばいいんだろう?安心して売却できるだろうか……」
土地の売却は、人生でそう何度も経験することではありません。いざ売ろうと決心しても、手続きの全体像が見えず、どこから手をつければ良いのか途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな不動産売却の初心者の方が安心して第一歩を踏み出せるよう、売却のスタートから完了までの全手順を、分かりやすく6つのステップに分けて解説します。さらに、売却成功の9割を決めるとも言われる「信頼できる不動産会社の見極め方」まで、徹底的にご紹介します。最後まで読めば、土地売却の全体像がクリアになり、自信を持って手続きを進められるようになるはずです。
土地売却の全体像:査定から確定申告までの6ステップ
土地売却は、一般的に以下のような流れで進んでいきます。全体の流れを把握しておけば、今自分がどの段階にいるのかが分かり、落ち着いて行動することができます。
- ステップ1:査定依頼・準備
- ステップ2:不動産会社と媒介契約を結ぶ
- ステップ3:売却活動の開始
- ステップ4:買主と売買契約を結ぶ
- ステップ5:決済・引き渡し
- ステップ6:確定申告
次の章から、各ステップで「何をすべきか」「何に注意すべきか」を詳しく見ていきましょう。
ステップごとの重要ポイント解説
ステップ1~3:査定依頼から売却活動の開始まで
売却活動は、「自分の土地がいくらで売れそうか」を知る「査定」から始まります。ここで重要なのは、必ず複数の不動産会社に査定を依頼することです。1社だけの査定では、その価格が適正かどうか判断できません。複数の会社から査定結果と販売戦略を聞き、比較検討することで、相場観を養い、信頼できるパートナー候補を見つけることができます。
売却を任せる会社が決まったら、その会社と「媒介契約」を結びます。これは、「あなたの土地の売却活動を、この会社に正式にお願いします」という契約です。媒介契約には「一般」「専任」「専属専任」の3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるため、担当者からしっかりと説明を受け、ご自身の希望に合った契約形態を選びましょう。契約後、いよいよ不動産会社による広告掲載や問い合わせ対応といった売却活動がスタートします。
ステップ4~6:売買契約から確定申告まで
購入希望者が見つかり、価格や引き渡し時期などの条件交渉がまとまると、「売買契約」を締結します。これは非常に重要な契約ですので、契約書の内容は隅々まで確認し、少しでも疑問があれば必ず質問するようにしましょう。
その後、契約で定められた日に、買主から売買代金の残りを受け取り、土地の所有権を移転する「決済・引き渡し」を行います。司法書士の立ち会いのもと、手続きは安全に進められます。
そして、忘れてはならないのが、**売却した翌年に行う「確定申告」**です。土地を売却して利益が出た場合はもちろん、特例を使って税金がゼロになる場合でも、その特例の適用を受けるためには確定申告が必須となります。期間内に忘れずに行い、すべての手続きが完了となります。
土地売却の成功はパートナー選びで9割決まる!
ここまで手続きの流れを解説してきましたが、これらすべてを一人で完璧に進めるのは非常に困難です。そこで不可欠となるのが、不動産会社のサポートです。
どの不動産会社をパートナーに選ぶかによって、売却価格や売却までにかかる期間、そして何より売却活動中の安心感が大きく変わってきます。まさに、土地売却が成功するかどうかの9割は、不動産会社選びにかかっていると言っても過言ではありません。
では、どうすれば数ある不動産会社の中から、本当に信頼できる一社を見つけ出せるのでしょうか。
信頼できる不動産会社を見極める5つのチェックリスト
良いパートナーを見つけるために、査定を依頼した際には、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
1. 査定価格の根拠が明確で納得できるか?
ただ高い査定額を提示してくるだけでなく、「なぜこの価格なのか」を周辺の取引事例や市場の動向といった客観的なデータに基づいて、具体的に説明してくれる会社を選びましょう。根拠の薄い高額査定には注意が必要です。
2. 「土地」の売却実績が豊富か?
不動産にはマンションや戸建てなど様々な種類がありますが、その中でも「土地」の取引に強みを持っている会社は、土地ならではの専門知識や売却ノウハウ、独自の販売網を持っている可能性が高いです。
3. 担当者との相性が良く、親身に対応してくれるか?
売却活動は、数ヶ月にわたる長い付き合いになることもあります。専門知識はもちろんのこと、あなたの不安や疑問に寄り添い、何でも気軽に相談できる人柄かどうかも重要な判断基準です。
4. メリットだけでなく、デメリットやリスクも正直に話してくれるか?
あなたの土地が持つ魅力だけでなく、「境界がはっきりしていない」「接している道路が狭い」といった、売却における潜在的なリスクや課題についても事前にきちんと説明し、対策を一緒に考えてくれる誠実な会社を選びましょう。
5. その地域の情報に精通しているか?
特に地方の土地売却では、その地域の特性や顧客層を熟知している地元の不動産会社が強みを発揮することが多いです。地域ならではの魅力を最大限に引き出す販売戦略を期待できます。
まとめ
今回は、初めて土地を売却する方に向けて、手続きの全ステップと、成功の鍵を握る不動産会社の選び方を解説しました。
- 土地売却は、査定から確定申告まで大きく6つのステップで進む。
- まずは複数の不動産会社に査定を依頼し、比較検討することから始める。
- 売却の成功は、信頼できる不動産会社をパートナーに選べるかどうかにかかっている。
- 査定価格の根拠や担当者の人柄など、5つのチェックリストで会社を見極める。
初めての土地売却は、誰にとっても不安なものです。しかし、正しい知識を身につけ、信頼できるパートナーを見つけることで、その不安は「納得」と「安心」に変わります。この記事を参考に、まずは第一歩として、いくつかの不動産会社に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。あなたの土地売却が、後悔のない素晴らしいものになることを心から願っています。
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