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空地・空家のこと

2025.10.29

空き家を持っている方必見!佐賀市での空き家活用方法と売却・賃貸の選び方

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こんにちは。イエステーション佐賀店、株式会社ソロンの平野 友規(ひらの ともき)です。

「実家が空き家になってしまったけれど、どうすればいいのか分からない」
「相続した家がそのままになっているけれど、売るべきか貸すべきか迷っている」

こうしたご相談を、佐賀市でも多くお聞きします。
空き家は放置しておくと、建物の老朽化や防犯面の不安、さらには近隣トラブルの原因にもなりかねません。
一方で、「思い出がある家だから簡単には手放せない」というお気持ちもよく分かります。

この記事では、そんな悩みを持つ方に寄り添いながら、佐賀市での空き家活用の選択肢を分かりやすくご紹介します。
売却、賃貸、リフォーム、さらには新しい活用方法まで、あなたの状況に合ったベストな選択を見つけるためのヒントをお伝えします。

空き家を放置するリスクとは?

「いつか使うかもしれない」「忙しくて手が回らない」といった理由で、ついそのままにしてしまいがちな空き家ですが、放置には様々なリスクが伴います。

管理が不十分だと老朽化が進む

空き家は人が住まなくなると、驚くほど早く劣化が進みます。人が住んでいると自然に行われる「換気」や「通水」といった日常の行動がなくなることで、湿気がこもり、カビや腐食が発生しやすくなります。窓を開ける人がいない、水を使う人がいない、それだけで家はみるみるうちに活力を失っていきます。さらに、庭木の管理が行き届かなくなれば、隣家へ枝が伸びたり、害虫が発生したりと、ご近所へのご迷惑になる問題も出てきます。

近隣トラブルや防犯上の不安

見た目が荒れた空き家は「誰も住んでいない」というメッセージを周囲に発してしまいます。そのため、残念ながら、不法侵入や心ないごみ投棄の標的にされてしまうこともあります。空き家が原因で、周囲の環境や安全性が損なわれることは、地域にお住まいの方々にとっても大きな不安材料となります。地域の一員としての責任も、忘れてはいけない点です。

固定資産税などの負担も続く

空き家を所有している限り、毎年かかる税金や維持のための費用といった金銭的な負担は続きます。特に、自治体から「特定空家等」に指定されてしまうと、それまで受けていた税制上の優遇措置が受けられなくなる場合もあります。これは、経済的な負担が一気に増大することを意味しますので、注意が必要です。

空き家をどう活かす? 佐賀市で選べる主な3つの活用方法

空き家問題は、決して「手放す」だけが解決策ではありません。あなたの思いや、将来の計画に合わせた様々な活かし方があります。

1. 売却して資産を現金化する

最もシンプルで、多くの悩みを一度に解消できるのが「売却」という選択です。

老朽化が進んでいたり、あるいは遠方に住んでいて物理的な管理が難しい場合は、売却によって早めに資産を整理するのが、賢明な判断となることもあります。

佐賀市内では、中心部の利便性の高いエリアだけでなく、自然豊かな郊外の住宅地にも、住まいを求める方がいらっしゃいます。建物の状態によっては、リフォームをせず「現状のまま売却」できるケースも多いので、「うちの家は古いから…」と諦めずに、まずは地元の不動産会社に相談してみることを強くおすすめします。

売却のメリット

  • 維持費や管理の煩わしさから完全に解放されます
  • 手に入れた資金を、ご自身の新しい生活や他の目的に活用できます
  • 将来的な不動産の相続を巡る、ご家族間のトラブルを防げます

売却時のポイント

  • 不動産会社の査定は一社だけでなく、複数社に依頼して、地域の相場感をしっかりと把握しましょう
  • 建物の状態や立地条件によって、最適な販売戦略が変わってきます
  • 空き家のままでも買い手が見つかる可能性があることを知っておきましょう

2. 賃貸として貸し出す

「手放すのはどうしても惜しい」「将来、再び佐賀市に戻って使う可能性がある」という方には、賃貸として貸し出す方法が適しています。

適切なリフォームを行い、賃貸住宅として再活用すれば、毎月の家賃収入を得られるようになります。収入だけでなく、建物が人に使われ、日常的に換気や手入れがされることで、空き家による急激な劣化を防ぐ効果も期待できます。

賃貸のメリット

  • 定期的な家賃収入という形で収益が得られます
  • 人が住むことで建物の状態が保たれ、資産価値の維持につながります
  • 将来的に、ご自身やご家族が再び住まいとして利用することも可能です

賃貸の注意点

  • 入居前の修繕や、入居中の管理の手間がかかることがあります
  • 借主との契約手続きや、万が一のトラブル対応が必要になります
  • 管理を不動産会社に委託する場合は、毎月手数料が発生します

最近では「定期借家契約」という形で、期間を定めて貸し出す方法も増えています。例えば、「数年後には家族が戻る予定がある」といった場合などに、大変有効な手段となります。

3. リフォーム・リノベーションで再生する

思い出の家を壊さずに、大きな改修を行うリフォームやリノベーションで、空き家に新しい命を吹き込む方法です。

「古民家風カフェ」「地域の交流スペース」「サテライトオフィス」など、住居という枠を超えた、新しい価値を生み出す活用事例が全国で増え続けています。

特に佐賀市では、歴史ある街並みの中で、中心部の古民家を再生したおしゃれな店舗や事務所が人気を集めています。地域の風景の一部として、大切な家を残すことができる、やりがいのある選択肢です。

再生のメリット

  • 思い出の家をそのままに残しながら、社会貢献や収益化ができます
  • 個性的な活用によって、地域の活性化にも貢献できます
  • 賃貸とは異なる、新しいタイプの収益源としても期待できます

注意点

  • 建物の状態によっては、大規模な改修費用がかさむことがあります
  • 事業として運営する場合は、用途地域や法律に基づいた許認可が必要になることがあります

佐賀市では、空き家のリフォームや利活用に関する助成制度を設けていることがあります。こうした行政の支援制度は、改修費用の大きな助けになりますので、市役所のサイトや、私たちのような地元の不動産会社を通じて、最新情報を確認してみましょう。

売却と賃貸、どちらを選ぶべき? 決断のヒント

活用方法の選択は、「どちらが正しい」というものではありません。あなたの今後の生活設計や、ご家族の気持ちにフィットする道を選ぶことが何よりも大切です。

生活スタイル・家族構成で考える

今後、佐賀市に戻る可能性はあるのか、あるいは遠くにいる相続人の方が利用する予定があるのか。まずは「ご家族のライフプラン」を軸にして、方向性を決めることが重要です。

  • 将来、住む予定が全くない場合 → 精神的・経済的な負担を早く減らせる売却がおすすめです。
  • 手放すのは一時的に待って、様子を見たい場合賃貸や、管理だけを委託する方法が良いでしょう。
  • 家を残し、地域のために活かしたい場合リノベーションや、貸し出す活用方法を検討しましょう。

感情面の整理も大切に

空き家は単なる「資産」であると同時に、家族の「思い出」そのものです。特に親御様から受け継いだ家の場合、「壊すのは忍びない」「手放すことに罪悪感がある」といった気持ちは、ごく自然なことです。

だからこそ、焦らずに、ご自身の心と向き合いながら、ご家族とよく話し合う時間を設けましょう。そして、みんなが納得できる形で、次のステップを決めていくことが、後悔のない選択につながります。

空き家活用を成功させるための第一歩

どの道を選ぶにしても、最初の一歩は共通しています。

  1. 現地の状態を把握する まずは、屋根や外壁、水回り、配管の状況などを、専門家である私たちソロンにご相談ください。建物の正確な状態を知ることが、最適な活用方法を見つけるための土台となります。
  2. 不動産会社に相談する 佐賀市内の市場動向や、地域特有のニーズを深く理解している地元の会社に依頼することで、机上の空論ではない、現実的で最適な提案が受けられます。
  3. 目的を明確にする 「とにかく収益を得たい」「管理の負担をゼロにしたい」「家をカタチとして残したい」など、ご自身の一番叶えたい目的によって、取るべき方法が変わってきます。

まとめ:空き家には、次の活かし方があります

空き家を持つことは、決してマイナスなことではありません。あなたの人生の次に向けた、新たな可能性を秘めた「資産」なのです。

大切なのは「放置しないこと」と「ご自身にとって最適な選択をすること」です。

売却する、貸す、リフォームして活用する——いずれの方法にも、あなたの未来を明るくする、それぞれの良さがあります。

私たち、株式会社ソロンでは、佐賀市の空き家に関するご相談を、これまで数多くお受けしてきました。

「何から始めればいいか、本当に分からない」という、最初の段階でも全く構いません。

私たちは、単に不動産を扱うだけでなく、あなたの複雑な気持ちに寄り添いながら、ご家族の想いを尊重した最適な選択を、一緒に考え、実現までサポートいたします。

どうぞ、安心してお気軽にご相談ください。

株式会社ソロンの無料相談はこちら

この記事を書いた人

佐賀店 不動産売買事業部平野 友規

お客様一人ひとりに寄り添い、信頼関係を大切に最後まで丁寧にサポートいたします。

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