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不動産売却お役立ち情報ブログ

空き家のこと

2024.10.09

空き家を放置するとどうなる?リスクとその回避方法を解説

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こんにちは。株式会社ソロンの平川 致遠です。

 

「古い空き家を相続したけれど、住むわけでもなく、売却にも時間がかかりそうで……」とお悩みの方はいませんか?

空き家をそのまま放置することは実は非常にリスクが高く、コストもかかります。

今回は、空き家を放置することで発生するリスクやコストについて解説し、その回避方法についてもご紹介します。

空き家イラスト

空き家を放置するとリスクとコストが増える

 

相続した空き家が自宅から遠い場合や住む予定がない場合、管理が行き届かないことが多いですよね。

しかし、空き家をそのまま放置することは避けるべきです。

空き家を放置すると、以下のようなリスクやコストが発生する可能性があります。

 

  • 修繕費や管理費、固定資産税などの維持管理費がかかる。
  • 人が住んでいないため、建物の劣化が早まる。
  • 劣化や老朽化、倒壊によって建物の資産価値が下がる。
  • 空き家が地域の景観や価値を低下させ、土地の資産価値も下がる。
  • 不審者が侵入したり、たむろするリスクがある。
  • 放火やもらい火の危険がある。
  • 火災に気づきにくいため、被害が拡大する恐れがある。
  • 台風で屋根が飛ばされ、隣家に損害を与える可能性がある。
  • 壁の倒壊で通行人がケガをするリスクがある。
  • 周囲の治安や防災に悪影響を与え、周辺住民からの苦情や行政から注意を受けることがある。
  • 固定資産税の優遇措置がなくなり、税額が高くなる可能性がある。

 

また、管理が行き届かない空き家は非常に危険という点も。

利用していなくても、維持管理費や税金が発生し続けることに加えて、不審者の侵入や劣化による地域へ悪影響を及ぼす可能性があるのです。

空き家を所有している場合、適切に管理する「管理義務」があります。そのまま空き家を放置していると、自治体から修繕や撤去の勧告を受けることも。

特定空家に指定されると、固定資産税が最大で6倍になる可能性もあるのです。

 

空き家を処分・活用するための方法

空き家を処分・活用する具体的な方法をご紹介いたします。

売却する

空き家の買い手を探して売却する方法です。

空き家の状態や立地によっては、買い手を見つけるのが難しい場合もあります。

売却によって利益が出ると譲渡所得税がかかることも考慮しておきましょう。

解体する

空き家を解体して更地にすれば、維持管理の手間や火災リスクを回避できます。

古い建物の場合、解体して更地にした方が早期に売却できる可能性も高まります。

しかし、解体費用がかかり、住宅がない場合は土地の固定資産税が高くなる点がデメリットです。

賃貸に出す

建物を使用したいという借り手がいれば、賃貸に出すことも検討できます。

家賃収入が得られ、定期的に人が住むことで建物の劣化を抑える効果も期待できます。

ただし、老朽化が進んでいる場合は修繕が必要になることもあります。

管理会社に依頼する

空き家が遠方にあるなど、管理が難しい場合は、専門の管理会社に依頼する方法もあります。

管理費用は月額5,000~1万円程度が相場ですが、詳細は相談のうえ決定することをおすすめします。

 

各方法にそれぞれメリット・デメリットがあるため、ご家族でよく話し合い、最適な選択をしましょう。

 

空き家の管理が難しい場合は、早めに売却を

空き家イメージ

 

高齢化に伴い、今後も全国で空き家は増加すると予想されています。

使用予定がない空き家は、リスク回避のためにもできるだけ早く対策を講じることが重要です。

相続後一定期間内に売却を行うと譲渡所得税の控除が受けられる制度もありますよ。

できるだけ負担を減らしてスムーズな売却をご希望の方は、ぜひお早めにご相談ください。

株式会社ソロンでも空き家のご相談を承っております。

『負担を抑えてスムーズに売却したい』や『赤字を出さずに処分したい』など、どのような物件でも丁寧に対応させていただきます。

 

赤字を出さない空き家処分の事例

相続した空き家を赤字を出さずに早期成約した事例です。

お客様は解体費用や残置物撤去費用がかさむことを心配され、老朽化も懸念されていました。

当社スタッフが実際に物件を拝見して総合的に判断した結果、仲介での売却をご提案。

早期成約のため、相場よりも安価に売り出したところ、2か月以内に無事成約をいただき、お客様もホッとされたご様子でした。

 

まとめ

 

  • 空き家の放置は、維持費や税金がかかるだけでなく、資産価値の低下や火災、倒壊など多くのリスクを伴うことが。周囲への悪影響や行政からの指導を受ける可能性もあります。

 

  • 空き家を有効に処分・活用する方法として、売却、解体、賃貸、管理会社への委託などがあります。放置せず、早めの対策を行いましょう。

 

  • 空き家は時間が経過するほど処分も難しくなります。そのため、管理が難しいと判断されたら早めに売却に向けてスタートしましょう。株式会社ソロンでは様々な条件の空き家の売却に対応しております。

 

株式会社ソロンでは不動産に関するご相談を無料で承っております。

空き家のご相談や無料査定、相続問題など、何でもお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

佐賀店 不動産売買部 営業本部長平川 致遠

私は不動産を売りたいお客様(売主様)のお手伝いをさせていただいていますが、不動産売却は売主様と私たち不動産会社の二人三脚だと思っています。
他の不動産会社様がサジを投げた不動産でも、想いを一つに、最後までやりきる。
問題解決できたときの”売主様からの感謝の言葉”はとてもうれしいものです。

平川 致遠の紹介ページはこちら

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