こんにちは!
佐賀県(佐賀市、小城市、多久市、鹿島市、武雄市、嬉野市、神埼市)で不動産売却をサポートする、
イエステーション佐賀店、小出 貴彦(こいで たかひこ)です。
家の売却には、思ったより時間がかかるものです。しかし、どれだけ時間が経っても売れないというのは、何か原因があるかもしれません。
今回は、家がなかなか売れない3つの主な理由と、それをどう解決するかについてお話ししていきます!
家をスムーズに売るためのコツを一緒に見ていきましょう!
家が売れないのは価格、物件の問題、または不動産会社のせい?
家が売れない理由は、価格、物件の状態、または不動産会社に問題があるのかもしれません。
一般的に、家の売却には査定から売買契約締結、物件の引き渡しまで、通常3~6ヶ月程度かかります。
リクルートの調査によると、自宅の売却が3ヶ月未満で完了した人が全体の半数以上を占め、6ヶ月以内に売れたケースは全体の約8割に上ります。ですから、半年や1年経っても売れない場合は、何か通常とは異なる要因が考えられます。
売れない原因としては、上記でも既述したように主に「価格」、「物件の状態」、「不動産会社の取り組み」の3つが考えられます。
それぞれにどにょうな問題があるのか、具体的に解説していきます。
価格に問題がある場合
内覧の申し込みが少ない、またはまったくない場合、最も考えられる原因は、設定されている販売価格が市場の相場よりも高いからです。
売主としては可能な限り高く家を売りたいと思うのは自然ですし、不動産会社も高額で売れれば手数料収入が増えるため、高めに価格を設定する傾向にあります。
しかし、近隣の類似物件と比較して明らかに高い価格で市場に出されている場合、購入希望者が見つかりにくくなるのは避けられません。
物件に問題がある場合
購入希望者が内覧に来ても、なぜか売買契約に至らない場合、物件自体に何か問題があるかもしれません。
内覧時に、家が思ったよりも古かったり、狭かったり、破損や汚れが目立つと、購入者が「これは買いたい」と感じることが少なくなります。
特に2世帯住宅のように特定のニーズに合わせた物件は、買い手が限られている上に、購入を決めるのが両世帯の合意が必要なため、なかなかスムーズに売れにくいことがあります。
不動産会社に問題がある場合
もし価格や物件自体に問題がなさそうなのに家が長期間売れない場合、不動産会社の取り組みに問題がある可能性が考えられます。
不動産会社は、インターネットやチラシに広告を出したり、お客様へ直接売り込みをしたりしていますが、それが十分に行われているか確認してみましょう。
また、その不動産会社が売り出しているエリアや物件種別での売却実績があるかも重要です。
不動産会社の広告方法や営業の上手さは、家を早く売るためにとても大事なポイントです。
家を素早く売るための7つの戦略をご紹介します!
家を早く売却するための対策7点をご紹介します!
家を売りたいけれど、なかなか売れないと悩んでいる方は多いですよね。
特に、「〇月までに売却したい」と具体的な目標がある場合、時間がたつほど家の価値は下がっていくため、速やかな行動が求められます。
そこで役立つ対策をいくつか紹介しますので、ぜひ試してみてください!
①売却価格を見直す
周辺地域の市場価格をチェックして、自分の家の価格が市場と大きく異なっている場合は、価格を調整しましょう。
時間が経過するとともに築年数が増え、家の価値は自然と下がっていくため、定期的な価格見直しが重要です。
また、価格を設定する際には、複数の不動産会社に査定を依頼し、それらを比較検討することも大切です。
②プロのハウスクリーニングを依頼する
③リフォームを検討する
家が古くなっている、破損している、または劣化が進んでいる場合は、リフォームによる修繕をおすすめします。
こうすることで、家の全体的な価値が向上し、それに伴い売却価格も上昇する可能性があります。
ただし、売主の好みに基づくリフォーム(例えば壁の色を変えたり、間取りを変更するなど)は、必ずしも価値を高めるとは限りません。
買主が自分の好みに合わせてリフォームを行いたい場合も多いため、そのような大規模な変更を行う前に、売却価格を適切に設定することが重要です。
場合によっては、リフォームを行わずに価格を下げて売り出す方が速やかに売却できることもあります。
④空家にして売り出す
家を空き家にすることで、家具がない状態になり、生活感が消え、部屋が広く見える効果があります。
これにより、買主が自分の家具や装飾を想像しやすくなるため、プラスの印象を与えることができます。
また、空き家にすることで、家全体の徹底的なクリーニングが行いやすくなり、常に内覧の準備が整っている状態を保つことができます。
売主とのスケジュール調整が不要になるため、買主が自由に内覧日を選べるので、検討や決定がスピーディに進むことが多いです。
また、買主は売主がいないため、気兼ねなく家の隅々まで確認できるので、購入決定につながりやすくなります。
⑤売却のベストタイミングを見極める
不動産市場は季節によって活動が活発になることがあります。
特に新学期や新年度が始まる2月から3月、そして転勤が多い新年度前の9月から12月は、不動産の取引が特に活発になります。
これらの時期は、多くの人が新しい住まいを探しているため、市場全体が活性化します。
このようなピーク時に売り出すことで、より多くの購入希望者に物件を見てもらうチャンスが増えます。
そのため、これらの時期を狙って、積極的に広告を出したり販促活動を行うことが効果的です。
➅不動産会社との契約タイプを見直す
家を売るとき、不動産会社との契約形態にはいくつかの選択肢があります。
これには「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」、「一般媒介契約」という三つの主なタイプが含まれます。
- 専任媒介契約:一つの不動産会社と契約しますが、売主が自ら買主を見つけた場合はその不動産会社を通じずに直接売買契約を結ぶことができます。
- 専属専任媒介契約: 一つの不動産会社とだけ契約し、すべての売買活動をその会社を通して行います。この契約では、不動産会社は売却が成功すれば確実に手数料を受け取ることができるため、より積極的に活動を行う傾向にあります。
- 一般媒介契約: 複数の不動産会社と契約を結びます。これにより、競争が生まれ取引が活発になることが期待されますが、手数料を得るのは実際に買主を見つけた会社のみなので、積極的な販促が期待できない場合もあります。
契約形態によって不動産会社のモチベーションや活動の質が変わるため、どのタイプが最も自分の状況に合っているかを検討し、必要に応じて契約形態を変更してみることをお勧めします。
⑦不動産会社の変更を検討する
もし家の価格や状態に問題がないのに売れない場合は、不動産会社を変えてみるのも良い選択です。
各不動産会社には特定の地域や物件タイプ(一戸建てやマンションなど)での得意分野があります。
売りたい物件がある地域や物件タイプで成功実績の多い不動産会社に依頼することで、より効果的な販売戦略が期待できます。新しい不動産会社に変えることで、新しいアプローチやネットワークを活用でき、売却につながる可能性が高まります。
まとめ
通常、家の売却は3~6ヶ月程度で完了し、その期間内に売れる方が約8割です。
しかし、半年や1年が経過しても売れない場合は、売れない特定の理由が存在する可能性が高いです。
主な売れない理由は次の3つです
- 価格設定が高すぎる – 市場価格と比較して明らかに高い場合、買主が見つかりにくくなります。価格の見直しを検討しましょう。
- 物件の問題 – 物件が古い、狭い、または破損が目立つなど、物件自体に問題がある場合があります。これにはハウスクリーニングや必要に応じてリフォームを施すことで解決できる場合があります。
- 不動産会社の販促活動不足 – 販促活動が不十分であることも売れ残りの原因です。より積極的に販促活動を行う不動産会社への変更も考慮に入れましょう。
家は放置しているだけで時間が経つにつれて価値が下がってしまいます。価格の見直し、物件の状態改善、効果的な販促活動を行う不動産会社の選定など、適切な対策を講じて早期売却を目指しましょう!
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