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2025.05.28

住み替え時の「仮住まい」って必要?費用や選び方を詳しく解説!

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仮住まいとは?

こんにちは。イエステーション佐賀店 株式会社ソロンの小出です。

住み替えを検討されている方の中には、「仮住まいって何?」と思われる方も多いのではないでしょうか。ここでは、仮住まいの基本的な意味やその役割について、わかりやすく解説していきます。

仮住まいの基本的な意味

仮住まいとは、一時的に生活するための住居のことを指します。新居に移るまでの「つなぎ」の期間に利用されることが多く、目的は明確で「最終的な住まいが決まるまでの間、生活を維持する場所」となります。

例えば、自宅の建て替えを行う場合、工事中は当然住めません。その期間中だけ、別の場所に住む必要があります。このような場面で仮住まいが必要になります。

仮住まいが重要になる背景

住み替えのプロセスには、「売却」と「購入」のタイミングの調整や、建築工事の進行など、多くの不確定要素が関わってきます。そのため、スケジュールにズレが生じると、どちらか一方に“待ち時間”が発生します。その「待ち時間」をカバーするための解決策が仮住まいです。

どんなときに仮住まいが必要になる?

住み替えの際に必ずしも仮住まいが必要になるわけではありませんが、以下のようなケースでは、多くの方が一時的な住まいを必要としています。ここでは、仮住まいが必要になる主な状況を具体的にご紹介します。

1. 新居が完成するまでに時間がかかる場合

注文住宅などを新築する場合、設計・建築の工程に数ヶ月以上かかることが一般的です。特に、現在の住まいを先に売却してしまった場合、新居が完成するまでの間に住む場所が必要になります。こうしたタイミングのズレにより、仮住まいの必要性が生じます。

2. 売却と購入のタイミングがずれる場合

中古住宅の売却と新居の購入のタイミングをぴったり合わせるのは難しいものです。売却が先に決まってしまった場合、引き渡し日までに退去しなければならず、新居の入居日までに期間が空いてしまうことがあります。このような「空白期間」を埋めるために仮住まいが活用されます。

3. 建て替え中に住む場所が必要な場合

今住んでいる家を取り壊して建て替える場合、その工事期間中に住める場所が必要になります。建て替え工事には数ヶ月かかるため、仮住まいの手配は早めに検討する必要があります。

4. 相続や離婚など、予期せぬ事情で急な引っ越しが必要になるケース

相続で家を手放すことになった、離婚により別居が必要になった、というような予期せぬライフイベントが起こることもあります。このような場合、急いで住まいを探す必要があり、とりあえずの仮住まいを利用することで時間的な余裕を確保できます。

仮住まいの種類とそれぞれの特徴

仮住まいと一口に言っても、実はいくつかの選択肢があります。住む期間や家族構成、荷物の量、予算などによって最適なタイプは異なります。ここでは、代表的な仮住まいの種類と、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。

1. 賃貸マンション・アパート

最も一般的なのが、通常の賃貸物件を仮住まいとして利用するケースです。1ヶ月〜数ヶ月といった短期契約が可能な物件も増えており、生活に必要な設備が揃っているため、住み慣れた環境を維持しやすい点がメリットです。

メリット

  • 落ち着いた生活ができる

  • 物件数が多く、選択肢が豊富

  • 家族での利用にも向いている

デメリット

  • 初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)が発生

  • 通常の賃貸契約と同じ手続きが必要

2. マンスリーマンション

家具や家電が備え付けられている、短期間利用向けの賃貸物件です。1ヶ月単位で契約できるので、新居完成のスケジュールが明確な方には特におすすめです。

メリット

  • 家具・家電付きで引っ越しが楽

  • 初期費用が安め

  • 契約が簡単

デメリット

  • 家賃がやや割高

  • ペット不可や広さに制限がある場合が多い

3. ウィークリーマンション

マンスリーマンションよりもさらに短期利用向けで、1週間単位から契約可能です。急な仮住まいが必要になった際など、非常に柔軟に対応できるのが特徴です。

メリット

  • 非常に柔軟な契約期間

  • 生活必需品が揃っている

  • 即日入居も可能な場合あり

デメリット

  • コストが高め(長期利用には不向き)

  • 選べる物件数が少ないこともある

4. ホテル

短期の仮住まいであれば、ビジネスホテルや長期滞在向けのホテルを利用する方法もあります。特に、家具や設備の心配が不要な点は大きな利点です。

メリット

  • 家具やアメニティ完備

  • 清掃サービスがある

  • 身軽に入居・退去できる

デメリット

  • 費用が高くなりやすい

  • 自炊や洗濯に制限がある

仮住まいにかかる費用と内訳

仮住まいを検討する際に、最も気になるのが「費用」ではないでしょうか。ここでは、仮住まいにかかる主な費用項目やその目安について詳しく解説します。計画的に準備するためにも、事前にしっかりと把握しておくことが大切です。

1. 家賃

仮住まいの家賃は、物件の種類や立地、広さによって大きく異なります。

  • 一般的な賃貸:月5万円〜10万円程度(地方都市の場合)

  • マンスリーマンション:月8万円〜15万円程度

  • ウィークリーマンションやホテル:1日あたり3,000円〜10,000円程度

※家具付きや駅近など、条件が良くなるほど費用も高くなる傾向があります。

2. 初期費用

一般的な賃貸物件を利用する場合は、初期費用がかかります。

  • 敷金:家賃1〜2ヶ月分

  • 礼金:家賃0〜2ヶ月分(地域による)

  • 仲介手数料:家賃の1ヶ月分が相場

  • 火災保険料:1〜2万円程度(1年契約)

マンスリーマンションなどでは、これらの費用が不要または割安な場合もあります。

3. 引っ越し費用(2回分になるケースも)

仮住まいを利用する場合、新居に直接引っ越すケースと比べて、引っ越しが「2回」になる点に注意が必要です。

  • 現住居 → 仮住まい

  • 仮住まい → 新居

そのため、通常の2倍の引っ越し費用がかかることがあります。費用の目安としては、1回あたり5万〜15万円程度が相場です(家族構成や距離によって変動)。

4. 光熱費・生活費

仮住まい中も、もちろん電気・ガス・水道代は発生します。また、インターネットやテレビなどの通信費も加味しておく必要があります。

  • 光熱費合計:月1万円〜2万円程度

  • 通信費:月5,000円〜1万円程度

家具・家電付きの物件では初期購入の費用を抑えられますが、自炊できない場合は食費が高くなることも。

5. 家具・家電レンタルまたは保管費用

仮住まいによっては家具・家電がない場合もあるため、レンタル費用がかかることがあります。また、すべてを持ち込めない場合は、荷物の一部をトランクルームなどに保管する必要があります。

  • 家具・家電レンタル:月1万円〜3万円程度

  • トランクルーム利用:月5,000円〜1万円程度

仮住まいを選ぶときの注意点

仮住まいは一時的な住まいではありますが、「短期間だからこそ快適に過ごしたい」というのが本音ではないでしょうか。ここでは、仮住まいを選ぶ際に押さえておきたい注意点を具体的に解説します。失敗や後悔を防ぐためにも、ぜひ参考にしてください。

1. 通勤・通学の利便性を確認

一時的な住まいとはいえ、日常生活の動線は非常に重要です。特に家族で仮住まいを利用する場合、以下の点に注意しましょう。

  • 勤務先や学校へのアクセス時間

  • バスや電車など公共交通機関の便

  • 渋滞が多いエリアかどうか

2. 荷物の量と保管方法を考える

仮住まいには、今の家ほどの収納スペースがないケースも多いため、荷物の取り扱いには工夫が必要です。

  • 最低限必要なものだけを持ち込む

  • トランクルームやレンタル倉庫を活用する

  • 新居完成後にすぐ使いたいものは分けて梱包

また、季節ごとに必要な衣類や家具を計画的に整理しておくと、仮住まいでの生活がスムーズになります。

3. 契約期間の確認と延長の可能性

仮住まいを借りる際は、「いつまで利用するのか」がはっきりしていないこともあります。そのため、契約期間や延長が可能かどうかは必ず確認しておきましょう。

  • 予定より新居の完成が遅れる可能性

  • 更新料や延長時の条件変更があるかどうか

  • 最初からフレキシブルな契約ができる物件を選ぶ

このようなリスクに備えておくことで、急なトラブルにも落ち着いて対応できます。

4. ペットや生活設備の条件も要チェック

仮住まいでもペットと一緒に暮らしたい方は、ペット可物件を探す必要があります。また、家具・家電が揃っているかどうかも重要なチェックポイントです。

  • ペット可否(物件ごとにルールが違う)

  • 家具付き or 家具なし(持ち込みが必要か)

  • エアコン、洗濯機、冷蔵庫などの有無

  • インターネット環境の整備状況

「仮住まい=仮だから不便で仕方ない」と妥協せず、快適に過ごせる条件をしっかり確認しておくことが大切です。

仮住まい探しで失敗しないためのポイント

仮住まいは一時的なものとはいえ、生活の拠点です。ストレスの少ない仮住まい生活を実現するには、物件選びの段階でしっかりとした準備と判断が必要です。この章では、仮住まい探しで失敗しないための実践的なポイントをご紹介します。

1. 早めの準備が成功のカギ

仮住まいの手配は、住み替え計画と並行して早めに動くことが重要です。直前になって探すと、希望条件に合った物件が見つからなかったり、費用が割高になったりするリスクがあります。

  • 建て替えや新築のスケジュールが決まった段階で動き出す

  • 売却のタイミングに合わせて仮住まいの候補を探しておく

  • 入居可能な時期と期間を事前に確認する

仮住まいは「計画的な段取り」がもっとも効果を発揮する分野です。

2. 不動産会社との連携を大切に

仮住まいは通常の住まい探しとは違い、特殊な事情が絡むことも多いため、信頼できる不動産会社との連携がとても大切です。特に、地域の物件に強い不動産会社を選ぶとスムーズに進みます。

  • 仮住まい物件の取り扱い実績があるか確認

  • 賃貸条件や期間の柔軟な対応ができるか

  • 希望に合った物件を親身になって探してくれるか

3. 条件に優先順位をつける

全ての条件を満たす仮住まいを見つけるのは難しいこともあります。だからこそ、何を優先すべきかを明確にしておくことが大切です。

  • 立地(通勤・通学時間)

  • 家賃や初期費用

  • 設備や家具付きの有無

  • ペット可否

「絶対に譲れない条件」「できれば欲しい条件」「妥協できる条件」に分けて考えると、候補が絞りやすくなります。

4. 実際に内見して生活をイメージ

短期間とはいえ、生活を送る場所ですので、可能であれば内見をして、実際の生活がイメージできるかを確認しましょう。

  • 日当たりや周囲の環境はどうか

  • 近くにスーパーや病院があるか

  • 室内の広さや収納の使い勝手

住んでみてから「思っていたのと違った」と後悔しないように、なるべく現地を確認することをおすすめします。

おわりに


ここまで、「住み替え時の仮住まい」について、必要なケース、費用、物件の種類、注意点、そして失敗しないためのポイントまで詳しく解説してきました。

仮住まいはあくまで一時的なものですが、その期間の過ごし方や選び方によって、新生活への移行がスムーズになるかどうかが大きく変わってきます。

仮住まいを成功させるためには…

  • 住み替え計画と合わせて、早めに動き出すこと

  • 信頼できる不動産会社と連携を取ること

  • 自分たちのライフスタイルに合った物件を選ぶこと

こうしたポイントを押さえておけば、仮住まい期間も快適に、そしてストレスの少ない住み替えを実現できます。

私たち株式会社ソロンでは、佐賀エリアを中心に、お客様の住み替えをトータルでサポートしております。仮住まいの物件探しだけでなく、売却・購入・建て替えに関するご相談も一括でお任せいただけます。

仮住まいでお困りの方、これから住み替えを検討している方は、ぜひお気軽に株式会社ソロンまでご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

佐賀店 不動産売買事業部小出 貴彦

お客様から「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることが何よりも嬉しいです。

常にお客様目線でサービスを提供できるように努めて参ります。

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