こんにちは。佐賀市、小城市、多久市、鹿島市、武雄市、嬉野市、神埼市、久留米市で不動産売却をサポートするソロンの平川致遠です。
お引越しや住み替えをお考えの皆様、自宅を素早く、そしてより高い価格で売却する方法をご存じでしょうか。
今回は、不動産売却の入門知識についてお伝えします。家をスピーディーに、かつできるだけ高く売る方法、関連する費用や手続きの流れ、さらには住宅ローンが残っている場合の留意点などについて詳しく解説していきます。
自宅を有利に売るための事前準備
自宅を素早く、そしてより高値で売るためには、売り出す前の準備がカギを握ります。売却を検討し始めたら、すぐに準備リストを作成し、行動に移しましょう!
売却の速度や価格は、事前の準備によって大きく左右されます。
見学者を迎えるための清掃
まず最初に、家を綺麗にすることから始めましょう。
見学に来る方には、清潔な空間の方が好印象を与え、それが売却価格にも大きく影響を及ぼします。
多くの人ご自分で掃除をしますが、プロのクリーニングサービスを利用して徹底的にやる人もいます。
特に次のエリアはピカピカにしておきたいですね。
・キッチン
ガスレンジの油やシンクの水垢をしっかり落としましょう。生ゴミの臭いにも気をつけて!
・バスルームと洗面所
カビや水垢があると見栄えが悪くなります。しっかりと掃除して、見学時には乾燥した状態を保つようにしましょう。
・トイレ
便器の汚れや臭いは要注意です。手洗い場も清潔にしておきましょう。
・リビング・ダイニング
物が多すぎると乱雑に見え、部屋が狭く感じられがちです。
不要なものは処分し、整然とさせることが重要です。
・収納
収納スペースは見学時によくチェックされます。ここも不要な物を減らして、広々と見せるようにしましょう。
価値向上のためのリフォーム
物件の間取りや内装を改修することで、その価値を高めることが可能です。
明らかに機能性が低下している箇所や壊れている場所は、放置せず修繕することが望ましいです。
ただ、購入後に自分たちの好みに合わせて改修したいと考える人もいるため、不動産業者とよく相談しましょう。
周辺環境の情報を整理
最寄り駅や公共交通のアクセス、学校、病院、スーパーマーケットなど、生活するうえで重要な便利さや情報をしっかり説明できるように整理・確認しておくことが大切です。
例えば「このスーパーは新鮮な野菜が豊富」「近くには夜間や休日も開いている病院がある」など、住んでいる人だからこそ伝えられる情報は価値があります。
プラスの側面だけでなく、もしマイナスポイントがあればそれも早めに伝えることで、後のトラブルを避けられます。
不動産業者の選定と、不動産売却時の経費について
自宅を速やかにかつ有利に売却するには、信用できる不動産業者の選択が重要です。
単独で買い手を見つけて取引を完結させるのは難しいため、専門の業者を頼ることが一般的です。
売却額と共に、取引に伴う経費もきちんと把握しておくことが肝心です。
以下で、素早く、そして高値での売却を実現するためのポイントをご紹介します。
不動産業者の選び方のコツは?
不動産会社を選ぶ際に注目したいポイントは、次の3点です。
・相談への対応:会社があなたの話をしっかり聞いて、丁寧に対応してくれるかどうかが重要です。自分の意見や質問に対して、親身になって答えてくれるかがポイントになります。
・地域の専門知識:売りたい家や土地がある地域について、会社がどれだけ知っているか、またその地域でどれだけの取引を経験しているかも大切です。地域に詳しい会社なら、そのエリアの市場価格や特性を理解していて、適切なアドバイスが期待できます。
・査定価格の適正性:家を売る際の価格が妥当かどうかもチェックしましょう。価格が現実的で、高すぎず低すぎない範囲で設定されていることが大事です。適正な価格であれば、スムーズに売却が進む可能性が高くなります。
大手企業では確かな実績と信頼性を期待できますが、それだけが全てではありません。地域に根ざした知識を有し、顧客のニーズに真摯に応える誠実な不動産業者を選ぶことが重要です。
インターネットを利用して複数の業者を比較検討し、無料の物件査定サービスを活用してみるのも良い方法です。直接的な取引相手が見つからない場合には、このようなサービスで市場価値を把握することができます。
私たちソロンでは、不動産についてのさまざまなご質問に無料でお答えしています。新しい家へのお引越し、家の価値を知りたい方の無料査定、相続に関するお悩みなど、どんな小さなことでも大丈夫ですから、気軽にご相談くださいね!
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売却に伴う主要な費用は?
家を売る際に必要となる主な費用についてご紹介します。
仲介手数料
不動産業者を介して購入希望者を見つけた場合に支払う手数料です。
売買価格によって上限が法律で定められており、取引が成立しない場合は不要です。
もし物件の売買価格が400万円以上の場合、その取引の費用は「取引価格×3%+60,000円+消費税」が最大の上限額になります。
印紙税
売買契約をするとき、契約書にはその取引の金額に合わせた印紙税の印紙を貼る必要があります。
登記費用
もし住宅ローンがまだ残っている家や土地を売却する場合、銀行がその不動産に「抵当権」というものを設定しています。これは、もしローンの返済ができなくなったときに、銀行がその家や土地を売ってお金を回収するための権利です。
家や土地を売るときには、まず残っているローンを全額返済し、この抵当権をなくす(抹消する)手続きが必要になります。この抵当権を抹消するための登記には、約20,000円ほどの費用がかかります。
譲渡所得税
家を売って、その売却価格から元々の購入価格や売るためにかかった費用を引いた後にもし利益が残る場合、その利益には税金がかかります。ただし、その家をどれだけ長く持っていたかによって、支払う税金が少なくなる場合や、場合によっては税金がかからないこともあります。
その他費用
売却前のクリーニングやリフォーム、売却後の引越し費用などが考えられます。
これらのポイントを踏まえて、賢く、かつ効率的に家を売却しましょう!
不動産の売却の流れについて
まずは、戸建てを売る際の主要なステップを5つの段階に分けて説明します。
1.不動産業者の選定と媒介契約の締結
家を売却する際には、最初に、不動産の売却をサポートしてくれる業者を選んで、媒介契約を結びます。
この業者が、売りたい物件の広告を出し、買主を見つける役割を担います。
2.物件の販売開始と買主募集開始
選定した不動産業者が広告を通じて買主を募集します。売りやすくするために、清掃等も行うことも必要です。
3.売買契約の締結
売主と買主へ販売の条件等について、細かな交渉を不動産業者が行います。お互い合意に至れば売買契約を締結します。
4.住宅ローンの審査と決済への流れ
買主が住宅ローンを利用する場合、売買契約締結後にローンの本申請を行います。
ローンの承認が降りるのに、大体約1ヶ月ほどの時間がかかります。
5.物件の引き渡し
決済が完了した後、鍵の引き渡しを行い、物件の引渡しが完了します。
住宅ローンが残っている物件の売却時の留意点
住宅ローンが残っている場合でも、物件の売却は可能ですが、売却時にはローン残高を一括で返済し、物件に設定されている抵当権を解除する必要があります。
※抵当権とは?
抵当権とは、住宅ローンなどでお金を借りた人(債務者)が返済できなくなった場合(債務不履行)に、債権者が担保とした土地や建物をもって弁済を受ける権利のことです。
家を売る時、多くの人はその売却から得たお金でローンを完済する計画を立てています。しかし、売却額がまだ残っているローンの額より少ない場合もありえます。その場合、不足分は貯蓄などで補う必要があります。よって、売る前にその家がどれくらいの価格で売れるかをきちんと評価してもらい、資金計画をしっかり立てることがとても重要です。
まとめ
・家を売却する際には、事前の準備としてハウスクリーニングや必要に応じてリフォームを行い、物件の価値を向上させることが推奨されます。また、その地域の良い点を買い手に伝えることも大切です。これらの工夫によって、家がより早く、そして高い価格で売れる可能性がアップします。
・家の売却には、仲介する不動産会社に手数料を払ったり、登記の費用、印紙税、利益が出た場合の税金など、いくつかの費用が必要になります。これらの費用は、売る価格によって変わってきます。よって、信頼できて、その地域に詳しい不動産会社を選ぶことをおすすめします。
・売却プロセスをスムーズに進めるためには、家をスムーズに売るためには、良い不動産業者を選び、買主を見つけることから契約を結び、ローンの審査を受け、最後に家を引き渡すまで、一連のステップを注意深く進めていくことが大切です。
・もし家にまだローンが残っている場合は、売却するときにそのローンを全部返さなければなりません。売却価格がローンの残額より少ない場合は、どうやってその差額を補うか考える必要があります。よって、家を売る前には、しっかりと返済計画を立てることが大事です。費用の手配には十分に注意しましょう。
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