こんにちは。佐賀市・久留米市で不動産売却をサポートするソロンの平川です。
不動産売却を検討している方のほとんどがはじめての経験のため、分からないことが多くて不安ですよね。
中でも、不動産売却にはどれくらいの期間がかかるか分からず、面倒に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産売却にかかる期間について解説します。
売却までの平均期間や期間が長引くデメリット、期間を短くするコツなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
不動産売却にかかる期間の平均は?長引く原因も確認!
不動産売却において、最初に不動産会社に査定を依頼してから引き渡しまでにかかる期間は、平均すると3カ月〜6カ月といわれています。
不動産売却の流れは次の通りです。
- 不動産会社に査定を依頼する
- 査定結果をもとに検討し、不動産会社と媒介(仲介)契約を結ぶ
- 売却活動のプラン立て・内覧の準備をする
- 買主が決まったら売買契約を締結する
- 決済・物件の引き渡しを行う
不動産売却活動前の査定依頼~媒介契約で約1〜4週間、売却活動~売買契約の締結で約1〜3カ月間、売却活動後の引き渡しで約1〜2カ月間ほど要します。
不動産売却の流れについては、「不動産売却の流れとは?契約時の必要書類や注意点も解説」でも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
もちろん、すべての不動産売却時にこのスケジュールで進められるとは限りません。
不動産は物件の種類や築年数、地域などによって、売れやすさが変わります。
そのため、不動産売却に6カ月以上かかる場合もありますし、長いときは2年ほどかかる場合もあります。
不動産売却にかかる期間が長くなる原因5つ
不動産売却期間が長くなる原因は、次のようなことが考えられます。
原因①築年数が古い
古い家は設備が古かったり耐震性に問題があったりする場合があるため、買主はリフォームなどを行う必要があります。
たとえ古い家を安く購入しても、その後にコストがかかってしまうため、古い家はどうしても購入希望者が集まらず、売却期間が長引きやすいです。
原因②土地の需要が低い
地方の場合、アクセスの良い都心にくらべて需要が低いです。
その地域にあった売り方をしないと、なかなか売れず売却期間は長くなります。
原因③競合が多い
同じ地域に、自分が売却したい不動産よりも好条件の競合物件がある際も、売却期間は長くなることがあります。
買い手は少しでも条件の良い物件を購入したいため、競合物件がある場合はなかなか売却に至らず苦労する場合があるでしょう。
原因④売れにくい時期に売却をスタートした
不動産は、夏や冬は売れにくい傾向にあります。
売り出し時期が売れにくい時期と重なると、売却が長引く恐れがあります。
原因⑤不動産の住宅ローンが残っている
不動産は住宅ローンが残っている状態でも、売却活動を行うことが可能です。
しかし、買い手が見つかって引き渡しを行う前には、住宅ローンを完済する必要があります。
もし、住宅ローンの返済が滞っている場合は、引き渡しがなかなかできず、売却期間も長くなります。
不動産売却にかかる期間が長引くデメリット
不動産の売却期間が長引くと、さまざまなデメリットがあります。
不動産の購入希望者はさまざまな不動産情報が掲載された媒体をチェックしています。
そのため、不動産がなかなか売れず、同じ広告に掲載し続けていると、「この物件は人気がない」「売れ残っているのには何か理由があるのでは」などと思われてしまうことも。
そうなると、余計売却が難しくなり、売却期間も長引いてしまうでしょう。
また、不動産会社によっては販売活動に力を入れてくれなくなる可能性もあります。
特に、担当者が何件も不動産案件を抱えている場合は、売れやすい物件に注力するため、販売活動が後回しにされてしまうことも。
不動産の売却期間は、長引いても決して良いことはありません。
できるだけ早く売却できるよう努めましょう。
不動産売却にかかる期間を短くする5つのコツ
不動産売却にかかる期間は、短くすることができます!
ポイントを確認して、早期売却を目指しましょう。
ポイント①適正価格で売る
不動産の価格が高いためになかなか売却ができない場合があります。
また逆に、安すぎても「いわくつきの物件なのでは?」と思われ、購入を避けられてしまう可能性も。
できるだけ早めに売りたいのであれば、査定結果に基づいて適正価格で売り出すことが大切です。
そのためにも、不動産の査定は複数の不動産会社に依頼し、適正価格をしっかり把握しておきましょう。
ポイント②春または秋に売り出す
不動産は、引越しシーズンである春と秋に売れる傾向があります。
特に新生活が始まる前の2〜3月と、異動が多い9〜10月は住居を探す人が増加します。
そのため、2〜3月と9〜10月に新着情報として広告などに掲載されるよう、計画的に売却活動を進めるのがおすすめです。
ポイント③不動産会社による買取で売却する
なかなか売れない不動産は、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」を依頼するのも一つの方法です。
売主は不動産会社と価格などを直接交渉するので、早ければ1〜2週間で売却代金を受け取ることができるでしょう。
ただし、売却価格は仲介で売却する場合よりも2〜3割ほど安くなる傾向にあります。
ポイント④内覧前に掃除をする
内覧を行う前に、しっかり掃除を行なって印象をアップさせることが大切。
特に水回りや最初に目に入る玄関は、汚れていると印象が悪くなります。
大掃除を行う必要はありませんが、良い印象を残せるよう清潔感ある部屋を演出しましょう。
ポイント⑤不動産会社を変更する
どうしても不動産が売れないという場合は、不動産会社を変更するのも一つの方法です。
不動産会社を選ぶ際は、売主の希望をきちんと聞き取ってくれて、それを活かして販売活動を行なってくれる不動産会社を選ぶことが大切。
不動産売却に対する不安な気持ちにしっかり向き合ってくれて、信頼できる不動産会社に依頼しましょう。
不動産売却にかかる平均期間は約3〜6カ月!
不動産売却において、不動産会社に査定を依頼してから引き渡しまでにかかる期間は、平均3カ月〜6カ月ほどといわれています。
不動産の売れやすさは物件の種類や築年数、地域などによって変わるため、不動産売却に6カ月以上、長いときは2年ほどかかる場合もあります。
不動産は、築年数が古かったり、土地の需要が低かったりするほか、競合が多いことや売れにくい時期に売り出したこと、不動産の住宅ローンが残っていることなどが原因で、売却期間が長引くことも。
不動産をできるだけ早く売却するには、次のポイントをしっかりおさえておきましょう。
- 適正価格で売る
- 春または秋に売り出す
- 不動産会社による買取で売却する
- 内覧前に掃除をする
- 不動産会社を変更する
不動産会社を選ぶ際は、不安な気持ちにしっかり向き合ってくれて、信頼できる不動産会社に依頼することが大切です。
不動産売却についてのお悩みは、ぜひ不動産会社にご相談ください。
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