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不動産売却お役立ち情報ブログ

不動産査定について

2025.10.15

初めての不動産売却|佐賀市で査定から契約までの流れをわかりやすく解説

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こんにちは。イエステーション佐賀店 株式会社ソロンの山下 和貴(やました かずたか)です。

「長年住んだ佐賀の家を売ろうかな」「相続した土地をどうしよう」—不動産の売却を考え始めたとき、多くの方が「何から始めればいいんだろう」「複雑そう」と感じるのではないでしょうか。特に佐賀市内で初めて不動産を売却される方にとって、そのプロセスは未知のものかもしれません。

そこで、今回お客様が不安なくスムーズに売却を進められるよう、査定からお引き渡し(契約完了)までの流れを、一つひとつわかりやすく解説します。

1. 不動産売却の「はじめの一歩」:準備と心構え

売却の目的を明確にする

まず、なぜ売却するのか、その目的を明確にしましょう。「住み替えで資金が必要」「相続した不動産を現金化したい」「老後の資金にしたい」など、目的によって、売却のスピードや価格に対する優先順位が変わってきます。この目的を私たちにご相談いただくことで、最適な売却プランをご提案できます。

不動産会社選びと査定依頼

佐賀市内で不動産売却を成功させる鍵は、信頼できるパートナー(不動産会社)選びです。地域の市場を深く理解し、あなたの不動産の価値を正しく見極められる会社を選びましょう。 この段階で、まずは数社に査定を依頼するのが一般的です。査定には、AIや過去の取引事例から概算価格を出す「机上査定(簡易査定)」と、実際に物件を見て詳細な市場価値を判断する「訪問査定」があります。

訪問査定で準備しておきたいこと

訪問査定の際、以下の書類を準備しておくとスムーズです。

  • 権利証(登記識別情報):不動産の所有権を証明する書類。
  • 固定資産税の納税通知書:物件の概要を確認できます。
  • 間取り図や建築確認済証(あれば):建物の詳細な情報です。

もちろん、すべて揃っていなくても問題ありません。ソロンの担当者が丁寧にサポートいたします。

2. 媒介契約を結び、本格的な売却活動へ

媒介契約の種類と選び方

査定結果と会社の提案に納得できたら、いよいよ不動産会社と媒介契約を結びます。これは「売却活動をお願いします」という正式な契約です。媒介契約には主に以下の3種類があります。

  • 専属専任媒介契約:依頼できるのは1社のみ。自己発見取引(自分で買主を見つけること)も不可。活動報告の頻度が最も高い。
  • 専任媒介契約:依頼できるのは1社のみ。自己発見取引は可。活動報告の頻度は専属専任に次ぐ。
  • 一般媒介契約:複数の不動産会社に依頼できる。自己発見取引も可。

佐賀市の市場状況やお客様の売却スピードへの希望に応じて、最適な契約方法をご提案します。特に佐賀市内の物件売却をスムーズに進めたい場合は、一社に任せて集中的に活動してもらう「専任」または「専属専任」を選ばれる方が多いです。

売却活動(販売活動)の開始

媒介契約後、不動産会社は広告活動を開始します。

  • インターネット広告:主要な不動産ポータルサイト(レインズ含む)へ登録し、物件情報を広く公開します。
  • チラシ広告:佐賀市内の近隣エリアへ、ターゲットを絞ったポスティングを行います。
  • オープンハウス:週末などに物件を公開し、内覧を促します。

この期間、お客様にお願いしたいのは、内覧への協力です。物件をきれいに保ち、買主様が気持ちよく見学できる環境を整えることが、早期売却への大切なポイントとなります。ソロンは、内覧時の立ち会いやアドバイスも徹底して行います。

3. 購入申し込みから売買契約の締結まで

購入申し込みと価格交渉

販売活動を経て、物件に興味を持った買主様が現れると、「購入申込書(買付証明書)」が提出されます。ここには、買主様が希望する「購入価格」や「引き渡し希望日」「住宅ローンの利用の有無」などの条件が記載されています。 提示された価格や条件を基に、売主様と買主様の間で価格交渉が行われることがあります。ソロンは、お客様の売却目標を最大限達成できるよう、これまでの佐賀市内での豊富な取引実績を活かし、冷静かつ粘り強く交渉をサポートします。

重要事項の説明と売買契約の締結

交渉がまとまれば、いよいよ売買契約です。

  • 重要事項の説明(重説):契約に先立ち、宅地建物取引士が、物件の状態や法的制限、契約内容など、買主様が不利益を被らないように重要な事項を詳細に説明します。
  • 売買契約の締結:売主様と買主様が契約書の内容を確認し、署名・捺印を行います。この際、買主様から売主様へ手付金が支払われます。手付金を受け取ると、原則として売買契約が成立したことになります。

契約内容の確認は、専門用語が多く難しく感じるかもしれません。ソロンの担当者が、お客様が完全に理解できるよう、ひとつずつかみ砕いて説明しますので、ご不明点や不安な点は遠慮なくお尋ねください。

売却にかかる費用と税金について(補足)

売買契約の前後で、売主様には諸費用が発生します。主なものは以下の通りです。

  • 仲介手数料: 不動産会社に成功報酬として支払う費用です。
  • 印紙税: 売買契約書に貼付する税金です。
  • 抵当権抹消登記費用: ローン完済後、担保を外すための手続き費用です。
  • 譲渡所得税: 不動産を売却して利益(譲渡所得)が出た場合に課税される税金です。
  • その他: 測量費用やハウスクリーニング費用などが発生する場合もあります。

これらの費用や税金については、売却活動の初期段階で事前にしっかりとご説明し、資金計画を立てるお手伝いをいたします。

4. 契約後の準備と決済・引き渡し

住宅ローン手続きと決済準備

契約後、買主様は住宅ローンの本審査を進めます。この間、売主様は引き渡しの準備を進めます。

  • 抵当権の抹消:住宅ローンが残っている場合、完済し、不動産に設定されている抵当権(たんぽ)を抹消する手続きが必要です。
  • 引っ越しと荷物の整理:契約で定めた引き渡し日までに、物件から引っ越しを済ませ、室内の残置物をすべて撤去する必要があります。
  • 物件状況の確認:売買契約時の状態から、引き渡し日までに物件に大きな変化がないか、最終確認を行います。

決済(残金決済)と所有権移転

契約内容がすべて履行された最終段階が決済です。通常、銀行などの金融機関で行われます。

  • 残金の受け取り:買主様から売主様へ、手付金を引いた残りの売買代金全額が支払われます。
  • 諸費用の精算:固定資産税などの費用を日割りで精算します。
  • 所有権の移転登記:司法書士に依頼し、売主様から買主様へ所有権の移転登記を行います。同時に、売主様の抵当権抹消登記も行います。
  • 鍵の引き渡し:すべての手続きが完了したことを確認し、売主様から買主様へ物件の鍵をお渡しします。

鍵の引き渡しをもって、すべての売却手続きが完了となります。長年の労力と不安から解放され、新たなスタートを切る瞬間です。

まとめ:佐賀市での不動産売却はソロンにお任せください

初めての不動産売却は、戸惑いや不安がつきものです。しかし、佐賀市での不動産取引に精通した信頼できるパートナーがいれば、その道のりは驚くほどスムーズになります。

株式会社ソロンは、お客様一人ひとりの状況に寄り添い、適正な査定価格の提示から、きめ細やかな販売活動、そして安心できる契約・決済まで、ワンストップでサポートいたします。 「まずは自分の家の価値を知りたい」という無料査定からで構いません。佐賀市内での不動産売却をお考えなら、ぜひ一度、私たちソロンにご相談ください。お客様の新たな一歩を全力で応援させていただきます。

株式会社ソロンの無料相談はこちら

この記事を書いた人

佐賀店 不動産売買事業部山下 和貴

新築の建売住宅をご購入いただいたお客様から、「いろんな不動産会社の人に話を聞いたけど、山下さんは家の良い点も悪い点も正直に伝えてくれたので信頼できました。もし仕事仲間が家探しをするときは、真っ先に山下さんを紹介しますね」とお言葉をいただきました。

お客様とお話しする際は正直な姿勢を大切にしています。

山下 和貴の紹介ページはこちら

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