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不動産査定について

2023.02.28

家の査定時間は?短縮するコツや不動産査定から売却までの流れも紹介!

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こんにちは。佐賀市・久留米市で不動産売却をサポートする株式会社ソロンの平川です。

不動産を売却するにあたり、その不動産がどのくらいの価格で売れるか判断の基準にもなる「査定」は、必ず行うべきステップの一つ。

しかし、不動産の売却にはさまざまな手続きが発生するため、できるだけ早く査定を終わらせたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、家の査定時間についてのお話しです。
家の査定にかかる時間や、査定時間を短縮するコツなどについて詳しく解説します。

家の査定にかかる時間はどれくらい?

家の査定には、「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。

机上査定は簡易査定とも言われ、手軽でスピーディな査定方法。
売却したい家の住所や築年数、間取り、面積といった物件情報を、インターネットの査定サイトに入力したり、不動産会社に伝えたりすることで、過去の取引価格や地価公示価格などをもとに査定額を算出します。

ただし、物件の細かい情報は考慮されないため、査定額はあくまでおおよその価格としてとらえましょう。

査定にかかる時間は、早くて数時間で、遅くても1週間以内には査定額がわかります。

一方、訪問査定はその名の通り、不動産会社の担当者が家を訪問して査定を行うもの。

机上査定と同じく間取りや面積なども確認しますが、訪問査定では家の老朽化具合や基礎の状態、修繕履歴、日当たりや風通しなど、訪問したからこそわかる部分もしっかりチェックします。

そのため、訪問査定の場合、正確な査定額を算出することが可能です。

訪問調査時間は約30分〜2時間、査定額は約1週間でわかります。

家の査定に時間がかかってしまうケースと短縮するコツ

前述の通り、「机上査定」は査定額算出に数時間〜1週間、「訪問査定」は調査に約30分〜2時間、査定額算出に1週間程度かかり、訪問査定の方が机上査定よりも時間がかかります。

さらに、訪問査定は調査に約2時間かかる場合もあるとお伝えしましたが、査定に時間がかかり、1日では終わらない場合もあります。

それは、「不動産に欠陥が多い場合」と「周辺環境が悪い場合」「役所調査が必要な場合」です。

一般的に、家の査定は机上査定を行った後に、訪問査定を行います。
そのため、不動産会社は机上査定の結果をもとに訪問査定で調査しますが、机上査定ではわからなかった欠陥が多数ある場合は、想定以上の確認事項が発生するため、調査に時間がかかります。

また、家の周辺の騒音がひどいなど周辺環境が悪い場合も同様です。

なお、役所調査が必要な場合というのは、訪問査定の結果、家の地盤に問題がある場合など。
役所の資料をもとに追加調査が必要になることもあります。
役所調査は約1〜2日ほど時間がかかります。

家の査定時間を短縮するコツ

訪問査定に時間がかかる一番の原因は、机上査定で伝えた物件情報と相違があることです。

机上査定では、インターネットサイトに不動産に詳しくない人が入力するケースも多いため、ミスや勘違いで間違った情報を入力してしまうこともあります。
不安があれば、机上査定の依頼段階からプロの力を借りるのもおすすめ。

不動産会社に直接来店して、登記簿謄本や図面などを見てもらって査定してもらいましょう。
直接来店して机上査定を行った場合でも、約1時間で終了します。

家の査定前にしておきたい準備

家の査定を依頼する前に事前準備をしておくことで、査定をスムーズに進めることができます。

  • 査定に必要な書類を準備する
  • 取引価格の相場を調べておく
  • 複数の不動産会社に依頼する
  • 訪問査定前に掃除をする

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

査定に必要な書類を準備する

訪問査定時には、不動産売買契約書や重要事項説明書、図面、間取り図など、物件の状況を確認できる書類が求められます。
必要書類は不動産会社によっても異なるので、査定前に慌てないよう事前に確認し、事前に準備しておきましょう。

取引価格の相場を調べておく

不動産会社の査定前に、まずは自分で取引価格の相場を調べておくことで、実際の相場よりも安い価格で売却してしまうのを防いだり、信頼できる不動産会社を見定めたりすることができます。
不動産流通機構のサイト「REINS Market Information」や、購入者向けの物件検索サイト(不動産ポータルサイト)を利用して、事前に売買金額の相場を確認しておきましょう。

複数の不動産会社に机上査定を依頼する

スピーディに家の査定をしてもらえる机上査定は、複数の不動産会社に依頼するのがおすすめ。
そうすることで、複数の不動産会社の査定額を比較することができ、自分の売却条件に合う不動産会社を素早く見つけられます。

まずは一括査定サイトなどを利用して複数社に机上査定を依頼し、自分の条件に合う不動産会社を絞り込んだ後に、訪問査定でより詳しく査定してもらいましょう。

訪問査定前に掃除をする

訪問査定前に掃除をしたからといって査定額が上がるわけではありませんが、物が散らかっていると査定がしづらく時間がかかってしまう恐れがあります。
床に落ちている物を片付けるなど、最低限の掃除はしておくことをおすすめします。

査定時の掃除については「家の査定前に掃除は必要?不動産売却時の査定額はなにで決まる?」でも詳しくお話しておりますので、参考にしてみてくださいね。

家の査定から売却までの時間と流れも知っておこう

最後に、家の査定から売却までの流れをご紹介します。

一般的には、仲介業者に頼んでから売却までに2~3カ月かかることが多く、物件の条件によっては、それより長くかかる場合もありますよ。

①取引価格の相場を調べる

前述したように、不動産流通機構のサイト「REINS Market Information」や、購入者向けの物件検索サイト(不動産ポータルサイト)を利用して売買金額の相場を調べます。

②不動産会社に査定を依頼する

一括査定サイトなどを利用して、複数の不動産会社に机上査定を依頼します。
その後、自分の条件に合う不動産会社を絞り込んだら、訪問査定をしてもらいましょう。

不動産会社の選び方のポイントについては「不動産会社の選び方のポイントを知って、売却を有利に進めよう!」でもご紹介していますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

③不動産会社と媒介(仲介)契約を結ぶ

不動産会社を決めたら、売主に代わって不動産会社が購入希望者を探す販売活動を行って買主との売買取引を成立させる「媒介契約」を結びます。

④売却活動のプラン立案・内覧の準備をする

不動産会社に「いつまでに売りたいか」「優先したい事項」などを相談し、売却活動のプランを立てます。

また、売却活動の中で重要なポイントにもなる「家の内覧」の準備もスタート。
水回りを掃除したり、不用品を片付けたりと、購入希望者に良い印象を与えられるよう、掃除を進めておきましょう。

⑤売買契約を締結する

買主が決まったら、不動産会社が作成する売買契約書をもとに売買契約を締結します。

⑥決済・物件の引き渡しを行う

買主から代金を支払ってもらい、物件の引き渡しを行います。

⑦確定申告をして納税する

譲渡所得が発生する際は税金が発生するため、税務署に確定申告をして納税する必要があります。
譲渡所得は次のように計算します。

■譲渡所得=売却代金―(不動産を取得するためにかかった費用+売却に要した費用)

申告期限は、売却した翌年の2月16日〜3月15日の間です。

家の売却の流れについては「不動産売却の流れとは?契約時の必要書類や注意点も解説」で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

(まとめ)家の査定時間や事前準備を把握して、スムーズな不動産売却を

家の査定方法は、「机上査定」と「訪問査定」の2種類。

机上査定は、売却したい家の住所や築年数、間取り、面積といった物件情報を、インターネットの査定サイトに入力したり、不動産会社に伝えたりすることで、査定額を算出します。
査定にかかる時間は、早くて数時間で、遅くても1週間以内には査定額がわかります。

訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に家を訪問して査定を行うもの。
家の老朽化具合や基礎の状態、修繕履歴、日当たりや風通しなど、訪問したからこそわかる部分もしっかりチェックするため、正確な査定額を算出することが可能です。
訪問調査時間は約30分〜2時間、査定額は約1週間です。

査定をスムーズに進めるためにも、まずは一括査定サイトなどを利用して複数の不動産会社に査定を依頼し、条件に合う不動産会社を見つけたら、訪問査定でより正確に売却価格を提示してもらうのがおすすめです。

売却活動に関するお悩みやお問い合わせは、ぜひ不動産会社にお気軽にご相談ください。
佐賀市・久留米市近郊の不動産売却は、「イエステーション佐賀店・久留米店」がサポートいたします!

この記事を書いた人

佐賀店 不動産売買部 営業本部長平川 致遠

私は不動産を売りたいお客様(売主様)のお手伝いをさせていただいていますが、不動産売却は売主様と私たち不動産会社の二人三脚だと思っています。
他の不動産会社様がサジを投げた不動産でも、想いを一つに、最後までやりきる。
問題解決できたときの”売主様からの感謝の言葉”はとてもうれしいものです。

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